(最終更新 2018/08/14)
物理的に離れた場所にいてもチームワークを発揮して成果を出すことができる、それがリモートチームです。しかしリモートワークでは、普段顔を突き合わせて仕事をしていない仲間と「本当に繋がっているか」「共有できているか」がどうしても気になってしまいます。それを克服し、リモートでのチームワークを存分に発揮するための4つの習慣をご紹介します。
①仕事に関する「雑談」をする
チームワークを作るためには、まずチームメンバーを「仲間」として認識することが大切です。物理的に一緒のオフィスにいれば、飲み会やランチタイム、休憩時間などになんとなくお互いを認識することができますが、リモートではなかなかそういうわけにはいきません。
そこで効果を発揮するのが、仕事の合間の「雑談」です。ここで言う「雑談」とは、当たり障りない世間話やプライベートな会話のことではなく、「目的や結論を決めない会話」のこと。仕事やクライアントに関する雑感や意見など、ミーティングを設けるほどではない、もっととりとめのない内容をどんどん吐き出していくことで、その仲間の心境や状況が自然と伝わるようになります。そしてそれがやがて仲間として助け合っていく風土を作っていくのです。
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②リアルタイムな自分を「独り言」でつぶやく
オフィスにいれば、わざわざ発信せずともその人の存在感が出るものですが、リモートワークでは、積極的に発信していかなければなりません。それにもっとも適しているのが「独り言」です。
共有しているチャットなどに、現在手をつけている仕事のことや思っていること、離席する時、帰って来た時など、瑣末な出来事やリアルタイムでの自分の状況を書き込んでみましょう。そういった生の声はそのまま存在感になりますし、「独り言」から先述の「雑談」に発展することもあります。もちろん独り言には個性が出ますので、頻繁に呟けばそれだけ親近感も湧いてきます。
ぜひ積極的に独り言をつぶやいて、お互いの存在感を認識できるようにしていきましょう。
③相談はオープンに
オフィスワーカーとリモートワーカーが同時に存在している場合、懸念されるのは情報格差です。オフィスにいなければ得られない情報があると、それだけでチームとしての一体感は崩れてしまいます。常にチーム内の情報は並列であるように心がけておきたいところです。
例えばミーティングをした時は、簡単なメモ程度でいいので議事録を取って公開しておくようにする、相談や課題はみんなが見られるチャットで行って、オープンな状態にしておくなど、常に「共有」を意識しておくようにしましょう。
オンラインでの打ち合わせは誰でもラジオ参加できるようにしておくというのも大切です。
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④絵文字を積極的に使う
チャットで会話をする時は、つい効率的な会話を求めて表現が簡素になったり冷たい印象になったりしがちです。そういった場合に少しでも相手に気持ちを伝えられるように、絵文字を使う習慣をつけるようにしておくことをおすすめします。
文章の最後にひとつだけでも気持ちのわかる絵文字がついていると、それだけで次のコミニュケーションへのためらいを取っ払う効果があります。返事の代わりに絵文字だけ送るのも、慣れてしまえば簡単で便利なものです。絵文字を使う習慣のない大人が、急に絵文字を導入するのは照れ臭いかもしれませんが、テキストでのコミニュケーションの占める割合が大きいリモートワークでは、想像以上に効果的です。
まとめ
チームとして仕事をするには、連体感や一体感というのはとても重要な要素です。目の前にいない分、なるべく積極的にそれを作っていかなければなりません。ご紹介した4つの方法は、実に些細なものですが、良いリモートチームを作るためには非常に効果的なものです。ぜひ導入してみてください。
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