Twistとは?
「Twist」はビジネス向けのコミュニケーションツールのひとつ。グループチャットともメールとも違う体系的なコミュニケーションを目指して作られています。
公式サイト:https://Twist.com/home
Twistの特徴
Twistの大きな特徴は以下の3つです。
・チームメイトが「同じタイムゾーンに存在しない」ことが前提とされている
・オンライン・オフラインを知らせるアイコンが存在しない
・会話がトピックごとに、検索可能なスレッドとしてまとめて表示される
IT化が進むにつれ、近年増え続けているコミュニケーションツールですが、どうしても「リアルタイム」が要求される仕様になっているものが多い中、Twistは、オンタイムで議論に参加していなくても、会話を体系的に拾うことができるので、「ズレ」が起こりにくくなっています。これなら例えば海外にいるメンバーや、就労時間が違うメンバーとも違和感なくやりとりすることができますね。
Twistの料金
プランは無料と有料(アンリミテッド)の2種類。無料でも十分機能しますが、有料プランでは、連携機能やストレージの無制限使用などのサービスが提供されています。
無料 | アンリミテッド |
---|---|
¥0 | ¥569/ユーザー/月 |
過去1ヶ月までのメッセージを検索可能 | チームの会話すべてを検索できる無制限の履歴 |
5つまでの連携機能 | 無制限のアプリ/ウェブ サービスの連携機能 |
合計5GBのファイルストレージ | 無制限のファイルストレージ |
ワンクリックでチームや部署に通知できるカスタムグループ | 24時間365日の優先サポート |
Google認証(OAuth)で簡単ログイン | 無料プランの基本機能全て |
外部クライアント、委託業者、共同作業者用のゲストアクセス | – |
iOS、Android、macOS、Windows、webブラウザ用アプリ | – |
始めてみよう!Twist
ではここからはTwistの導入手順をご紹介しましょう。
1) ワークスペースを作成する。
Twistのトップページの「今すぐ無料で開始する」または左上の「始める」をクリックします。
「新しいチームを作成する」という画面が開きますので、メールアドレスとパスワードを入力します。Googleアカウントからの登録も可能です。
名前を入力して「次へ」
チーム名を決めて「次へ」
いくつかのガイダンスが表示されて、登録完了です。
2) メンバーを招待する
ワークスペースを作成したら、メンバーを招待しましょう。
「チーム」のタブから「メンバーを招待する」をクリックします。
全ての機能を使用できる「メンバー」か、機能制限がつけられる「ゲスト」か選択します。
招待したい人のメールアドレスを入力して「招待する」をクリック。相手が招待メールのリンクをクリックすれば参加完了となります。
使ってみよう!Twist
ワークスペースはチャンネルの集まり、チャンネルはスレッドの集まり、そしてスレッドはコメントの集まりで構成されています。
1) 「チャンネル」を作成する
チームやプロジェクト、トピックごとに会話を整理することができる単位です。
チャンネルでは、チームごとやトピックごとなど、用途に合わせて会話を整理することができます。特定のプロジェクトや所属部門、話題やよく使われるキーワードごとに作成すると使いやすいでしょう。
チャンネルを作成したり、既存のチャンネルに参加する場合は、左バーの「チャンネルを追加」をクリックします。
「パブリックチャンネル」はワークスペース全体に公開されるもの、「プライベートチャンネル」は特定のメンバーのみを招待できるものになります。チャンネル名、招待したいメンバーを入力して作成しましょう。
2) 「スレッド」を作成する
スレッドは、コメントの集合です。何か議論したい事柄や新しいアイディアが浮かんだら、わかりやすい件名をつけてスレッドを作成しましょう。メッセージはもちろん、ファイルを添付することもできます。
チャンネルのメンバーは、そこに作成されたスレッドを閲覧したり、スレッドにコメントを投稿したりすることができます。
3) 「インボックス」を確認する
インボックスには、作成したり、コメントしたり、タグ付けされているすべてのスレッドの更新が通知されます。
4) 「スター」を付ける
重要なスレッドに「スター」を付けておけば、後からでも簡単にアクセスすることができます。スター付きのタブには保存したスレッドがリスト表示されます。
5) グループを作成する
やりとりが多いメンバーをまとめてグループとして登録することができます。
画面上部のチームタブをクリックして、グループヘッダーの右にある + アイコンを選択して新しいグループを作成します。
グループ名をつけて、誰をグループに追加するか決定します。
6) メッセージを送る
ワークスペース内の特定のメンバーに向けてメッセージを送ることもできます。複数の人とグループチャットのように使うことも可能です。
メッセージはチャットに近い概念なので、リアルタイムに会話したい場合に有効です。逆に何度も議論をしたり、後からログを参照する必要がある場合は、検索可能なスレッドの使用が適切です。
7) コメントをつける
スレッドにコメントをつける際に役立つ便利な機能もあります。
コメントの通知先も一つずつ選択することができます。
「@」をつければ特定の相手にメンションを飛ばすことができます。また、コメントやメッセージにはマークダウン機能を使うこともできます(マークダウン一覧はこちら)。よく使うものをいくつか覚えておけば、より伝わりやすいコミュニケーションになります。
8) 休暇機能を使う
休暇(バケーション)機能を設定すると、設定期間中はアイコンで休暇をメンバーに知らせ、通知も自動的にOFFになります。
左上の設定を選択。
「休暇」タブを開いて日程などを入力して設定します。
期間中はその旨をアイコンでメンバーに知らせてくれます。
Twistでリアルタイムに縛られないコミュニケーションを!
Twistは、他のビジネスコミュニケーションツールのように「リアルタイム」に特化していないので、コミュニケーションの速度を自分で決めたい人や、多様なタイムゾーンにまたがるチームには特におすすめです。見た目もシンプルでわかりやすく、有料プランではサポートも充実。ぜひ一度使ってみてくださいね!
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