テレビ会議がじわじわ浸透してきたけど、ちょっとした「うまくいかないこと」のせいでなんとなく好きになれない・億劫に感じてしまう…そんなことはありませんか?
全社員フルリモート・すべての会議はテレビ会議、というスタイルで、今年7年目を迎える株式会社ソニックガーデンの社員の皆さんから、そのノウハウを聞き出してきました!
この「17のコツ」を押さえれば、明日からのテレビ会議がもっと自然でスムーズなものになりますよ!
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【リモートワークスタイルのフラッグシップに】 チームで働くリモートワーカー集団ソニックガーデン(前編)
~リモートワークスタイルのフラッグシップに~ チームで働くリモートワーカー集団ソニックガーデン(後編)
リモートワーク7年目社員たちが教える「テレビ会議16のコツ」
1). 指示代名詞を使わない
「あれ」「それ」「これ」は音声に頼る時、かなり伝わりづらくなります。
2). リアクションは大きめに
同意などは特に大きく反応すると場の空気も和みます。
3). 自分の発言が終わったことを明確にする
「〇〇からは以上です」「次の方どうぞ」等、他の発言者にはっきりと場を渡してあげるとスムーズです。
4). カーソルを大きくするツールを使う
画面共有の際、使っているディスプレイの大きさが少しでも違うと、カーソルが追いづらくなります。
おすすめツール:Mouse Locator http://www.2point5fish.com/
5). 複数人いる場合は話しかけている相手を明確にする
「〇〇さん」と声をかけてから発言する、または発言の後に名前を呼んで会話を振るなどすると良いでしょう。
6). 大勢居る時は名乗ってから発言する
平面のディスプレイに顔が並んでいるだけだと、誰が発声したのかが掴みづらくなります。名前を名乗ってから発言する習慣は有効です。
7). 相槌を声に出す
「聞いていますよ」というアピールは発言者の安心感にも繋がります。
8). 考え込んで無音になってしまう場合は声をかける
テレビ会議中に沈黙は破りづらいものですし、不安感も増します。熟考している場合は「考え中です」など一言かけると良いでしょう。
9). カメラ目線を心がける
ディスプレイ越しにでも目が合っている方が議論は捗ります。
10). ゆっくり話す
テレビ会議はどうしても音声に頼る割合が高くなります。ゆっくりはっきり話すようにするとより伝わりやすくなります。
11). 音声状況が悪い時は積極的に伝える
相手の画面が固まってしまっている・音声が乱れている、逆にこちらの回線状況が不安な時などは、すぐに声をかけて状況確認するようにしましょう。せっかくの議論が伝わっていなかった!ということにもなり兼ねません。
12). 議事録を取る、画面共有をする
視覚的に必要な情報は積極的に提示するために画面共有をこまめに使うことをお勧めします。また、その場の人間がみんなで編集できるような議事録ツールも、後から会議を振り返ったり、参加していなかった人に伝えるためにも必要です。録画や録音、Google SlideやSketchを使ってビジュアルで議論を整理・共有することも非常に有効です。
Google Slide https://www.google.com/intl/ja_jp/slides/about/
Sketch https://www.sketchapp.com/
13). 適切な大きさで顔が映るようにカメラ位置を調整しておく
顔がきちんと見えるように、カメラ位置や部屋の照明などあらかじめ調整しておきましょう。
14). 有線LAN推奨
web会議は回線の品質が重要です。有線LANが確保できる場所では有線で行うことをおすすめします。
15). 良いヘッドセット、良いカメラを使う
音声と画質はweb会議の要です。環境を向上させたいのであれば、良いヘッドセットとカメラを導入しましょう。
16). 画面共有は誰でも見やすいように注意する
ディスプレイの大きさの差が、画面共有の際に影響しやすくなります。文字や画像の大きさ(特に「小さすぎて読めない」が生まれやすい)には十分配慮しましょう。慣れないうちは「読めますか?」と声をかけて調整するのも大事です。
少しの工夫で、テレビ会議はもっとスムーズになる!
対面の会議に比べて、テレビ会議はどうしても音声に頼る部分が大きくなります。それを踏まえて少し気を使うだけで、伝わり方はぐんと変わります。ご紹介した17のコツ、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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この記事を書いた人
土佐光見
リモートワーク研究所研究員・ライター。
webショップの企画運営、web制作、ディスクリプションライティングを経験し、フリーランスに。リモートで働く二児の母。趣味は読書、観劇、俳句。