フリーライターがポーランドに移住!海外ノマドの1日に密着してみた

はじめまして。ポーランドでフリーライターをしている白根といいます。私はポーランドのワーホリビザを利用して1年間のノマド(リモート)ワークを実践中です。

今回はポーランド生活をする私の1日を解説しつつ、海外で仕事をするコツなども合わせてお話しできればと思います。

ポーランドってどんなところ?

ポーランドは中央ヨーロッパの東部に位置し、北部にはバルト海が広がり、ロシアやベラルーシ、ドイツ、チェコなど7つの隣国を持つ国として知られています。

日本人には馴染みのない国ですが、音楽家で有名なショパンや物理学者のキュリー夫人の生まれ故郷として有名です。私が住んでいるワルシャワには、ショパン博物館やワルシャワ・ショパン空港など、ショパンにちなんだ施設が多数あります。

また第二次世界大戦で有名なアウシュビッツ強制収容所もポーランドです。

実はポーランドは親日国として知られています。ポーランド最高峰のワルシャワ大学には日本語学科があり、日本語を勉強している生徒も多いです。日本好きな人がいるため、日本人に対しても優しい人が多い印象です。

ワルシャワの郊外で生活をしています

私はポーランドの首都であるワルシャワに滞在中です。仕事に集中できる環境を整えたかったため、郊外の静かな家を借りて暮らしています。Airbnbで仕事用デスクと高速のWi-fiがある家を探して契約、週6日は仕事、休日はワルシャワの街を散策する生活。

最近、「アドレスホッパー」や「旅をしながら働く」ことが話題となっていますが、私は基本的に引きこもり体質なので、拠点はしっかりと構えたい派です。最低でも2ヶ月は同じ場所に留まって仕事をして、収入は落とさないようにしています。ワルシャワに関しても3ヶ月は滞在する予定です。

フリーライターの1日とは?

それではワルシャワ在住のフリーライターである、私の1日を紹介したいと思います。

7:00〜12:00 記事執筆(重要なタスク)

朝は7時までに起床。自室に仕事用のデスクがあるので、起きてすぐ仕事に取り掛かります。集中力が高い午前中は、重要度の高い記事やタスクから消化。朝食は血糖値の上昇を避けるため摂りません。昼まで水だけで過ごし集中力を維持します。

12:00〜13:00 昼休憩

昼休憩は自炊をして食事を摂ります。朝から何も食べていないので腹ペコです。

ちなみにポーランドは炊飯器がないため、こんな形態でお米を売っています。
袋に小さい穴が空いていて、沸騰したお湯に10分間入れれば炊飯完了です。

この日は、「ご飯」「茹で鳥」「鶏ガラスープ」を作りました。短時間でサッと作れるものが多いですね。

13:00〜17:00 記事執筆(軽いタスク)

昼休憩後は重要度の低いタスクをこなしていきます。記事構成の作成やメール返信、打ち合わせなど、集中力が低くてもできる仕事がメイン。

17:00〜17:30 リモートで日本のフリーランスと進捗共有

17時になったら仕事に区切りがつくので、日本にいるフリーランス仲間と仕事の進捗確認をします。日本は深夜1時(サマータイムは0時)ですが、夜型のフリーランスの方と連絡をとっているため問題ありません。

ちなみに起床してから17時までの間は、夜型フリーランスの方と通話を繋げて仕事をしています。理由は「お互いに集中できるから」です。フリーランスはサボっても怒る人がいないので、自分自身を律する力が必要になります。よってフリーランス同士で助け合って生きているのです。

17:30〜19:30 買い出し、夕食

夕方になったら近所のスーパーマーケットへ買い出しに行きます。ポーランドの物価は日本の3分の1。野菜やお肉もかなり安く購入することができます。2日分を一気に済ませて、1日おきに買い物に行く生活です。引きこもり体質が出ていますね。帰宅後は購入してきた食材を使って自炊です。

本日は巨大ソーセージを焼いてみました。これ全部で150円なのでかなり格安。

味ですが日本で食べる高級ソーセージ並みに美味しいです。パリッと中はジューシー。

19:30〜21:30 ブログ執筆

夕食後は残った仕事やブログ執筆の時間です。終わっていない業務や自身のブログ執筆に時間を割いています。ポーランド生活は新しいことばかりなので、記事ネタが一気に溜まってしまいがちです。

なるべく毎日ブログ記事を消化していけるように、夜の時間も有効活用しています。

21:30〜23:00 自由時間

自由時間はゲームをしたり、YouTubeを見たりして過ごしています。密かにプロゲーマーを目指し中です。

23:00〜 就寝

23時までには布団に入って就寝します。

海外で仕事をする上で大切なポイント

私はインドア派の人間なので、外に出るとかなり疲れが溜まってしまいます。特に海外でリモートワークをする際は、仕事環境に細心の注意を払わなければなりません。そこで海外生活で快適に仕事をするためのポイントを共有します。

移動は最低でも2ヶ月おき

移動を繰り返していると、疲れで仕事どころではありません。私の場合は最低2ヶ月は同じ拠点で仕事をして、移動疲れの回数を減らしています。結果、仕事ができる日数が増え収入を安定させることができているのです。

作業環境が整った住居を選択

冒頭でもお話ししましたが、集中できる仕事環境はノマドワーカーにとって生命線です。私はコワーキングスペースよりも自宅の方が集中できる派なので、住居選びもこだわりました。

これが私の仕事環境です。座りやすいチェアと広い机、ライトも完備しています。静かな環境で仕事に没頭したい人にはおすすめの環境です。

時差を考慮して働く

ポーランドと日本の時差は8時間(サマータイムだと7時間)です。よって時差を考慮して仕事をしなければなりません。例えば納期が当日の深夜0時までの案件があったら、ポーランドでは16時までに納品が必要です。

また緊急の連絡に備えて、起床したらすぐにメールをチェックします。7時に起きたとしても、日本は15時ですからね。

まとめ

本記事ではワルシャワに住んでいるフリーライターの1日を紹介しました。海外生活と聞くとアクティブなイメージを持たれがちですが、私のようにインドアに振り切って生活をしている人もいます。

ポーランドはゆっくりとした時間が流れているため仕事に集中しやすい環境です。生活の基盤さえ整えれば、インドアの人でもノマドワークはできます。
それではこれからもポーランド生活を楽しみながら、仕事に没頭をしていきます。

この記事を書いた人

白根 佑一

ポーランド在住のフリーライター。海外生活を楽しみながらリモートワークで仕事をしています。海外在住ですがインドア派です。趣味は海外の珍しい料理を食べること。