業界シェアNo.1の顔が見える仮想オフィスツールRemotty【特徴・機能・料金】

仮想オフィス/バーチャルオフィスとは?

リモートワークするならバーチャルオフィスが便利です。

チャットやweb会議、データボックスなど、テレワークに必要なツールはたくさんありますが、それらをひとつにまとめたものが「仮想オフィス」。バーチャルオフィスやクラウドオフィスなどとも呼ばれ、報告・連絡・相談・情報共有やweb会議、資料アーカイブなど全てを引き受けてくれる、言わば「web上に構築されたオフィス」となってくれるため、その便利さから着実に導入する企業が増えてきています。

リモートワークがトレンドの昨今は、国内外で次々と開発され、より便利に使いやすく、安価で提供されるものも多数存在するんですよ。

Remottyはリモートワークのプロが開発しています

Remottyはリモートワークのプロが開発しています

Remotty(リモティ)とは、株式会社ソニックガーデンが開発・提供する仮想オフィスツール。「離れていてもオフィスと同じコミュニケーション環境を実現。」というコンセプトの通り、web上に「オフィス」を構築し、リモートで働くメンバー同士が、物理的なオフィスにいるのと同じような感覚でコミュニケーションを取ることができるのが最大の特徴です。

Remottyについてはこちら

Remottyを開発したのは、このラボのメンバーも所属する株式会社ソニックガーデン。ソニックガーデンでは、2016年にオフィスを撤廃し、社員全員がフルリモートで思い思いの場所で働いています。

テレワークを採用する際に、まず課題となったのが、チームでの協働作業でした。同じオフィスにいないというだけで、チームワークの醸成が難しくなってしまうのです。在宅勤務でもチームワークをしっかり発揮できるようにしたい、という思いからRemottyの開発は始まりました。

チームをチームらしく運営するには、情報の素早い共有やコミュニケーションの取りやすさ、何より雑談が必要不可欠だと考えました。チームワークの土台にあるのは人間関係ですが、お互いのことを知り合うためには、目的をもった会話だけでなく、仕事の中で生まれる雑談も重要だったと気が付きました。

そこで「Remotty」では、お互いの仕事中の顔や席にいるかどうかを可視化し、チーム内の何気ない会話が流れるタイムラインは、仕事の邪魔にならないような場所に配置するなど、気軽なコミュニケーションが自然と生まれるような機能を搭載。ただのチャットツールではなく、離れた場所にいるメンバーがどこからでも出社することのできる「仮想オフィス」となるべく開発されています。

Remottyの特徴

オフィスのような「存在感」を感じられる仕組み

オフィスのような「存在感」を感じられる仕組み

Remottyは実際のオフィス同様の存在感を感じられる仮想オフィスです。「顔が見える」「人がPCの前にいるかわかる」「相談してもよい状態かわかる」といった、様々な仕組みを備えています。

サクサク動く、軽い

サクサク動く、軽い

仮想オフィスは「オフィス」ですので、仕事中は常に入っておく必要があります。Remottyは音声や動画で常時つながっているわけではないのでPCやデータ通信量への負担が少なく、業務への影響はありません。

ツール連携で生産性向上

ツール連携で生産性向上

テレビ会議、予定表、ステータス(プレゼンス)、チャットなど現在業務で利用しているツールとの連携が可能です。バラバラになっているツールの情報をRemottyでまとめて把握することで、気軽な声かけのハードルがぐっと下がります。

Remottyを使うメリット

どこにいても気軽にメンバー同士でコミュニケーションが取れる

Remottyにログインすることは「出社」することと同義です。出社している人間の顔も、展開されている会話も、全て一目で確認することができます。物理的にいる場所がどこであっても「顔が見えて、気軽に声をかけあえる」オフィスの良さを可能な限り実現しています。

誰が何をやっているかがすぐにわかる

Remottyでは、ログインしているメンバーの顔を、一定時間ごとにパソコンのカメラが自動撮影して掲載している(アイコンに変えることも可能)ので、在席しているかどうかがすぐにわかります。また、掲示板内の会話は常にタイムラインに流れているので、誰がどのような議論を行なっているかもすぐに把握することができます。

リモートワーカーとオフィスワーカーの距離が近くなる

リモートワーカーとオフィスワーカーが混在しているチームでは、コミュニケーション不全や情報格差が生じてしまいがちです。チームのコミュニケーションをRemotty中心に構築すれば、メンバー全員がどこにいても同じ距離感で仕事をすることができます

Remottyを使ってみよう

メンバーの顔が見える

メンバーの顔が見える

Remottyにログインしている間は、2分間隔でカメラがメンバーの写真を自動撮影。画面上部にログインメンバーの顔写真がずらりと並びます。アイコンではなく、リアルタイムに撮影された「座席」の写真なので、在席しているかも一目でわかります。

会社の雰囲気がわかる

会社の雰囲気がわかる

画面右側には、チーム内でのやりとりがどんどん流れていく「タイムライン」が、物理的なオフィスにいる時のざわざわとした雰囲気を再現。自宅で孤独に作業をしていても、一緒に働いている連帯感が生まれます。

「座席」に集まって自由に雑談ができる

「座席」に集まって自由に雑談ができる

画面上部の顔写真をクリックすれば、個人の「座席」に行き、個人的に話しかけることができます。形式的にはチャットに似ていますが、やりとりはタイムラインに流れていきますので、内容に興味を持った人がどんどん集まって自由に「雑談」することが可能です。

チャットやテレビ会議などの基本機能も充実

チームごとに掲示板を作成する、話題ごとにトピックを立てるなど、基本のコミュニケーション機能も備わっています。会議ツールとも連携していますので、ワンクリックですぐにweb会議を始めることも。社内コミュニケーションツールの枠を超え、「場所の制約のないオフィス」として、リモートチームの生産性向上をお手伝いします。

ステータスを設定する

ステータスを設定する

自分の座席右上にステータス表示ボタンが設定されています。

「声掛けOK」を選択すると、アイコンの周囲が青色に。

「声掛けOK」を選択すると、アイコンの周囲が青色に。そのほか、最新のつぶやきや直近の予定(カレンダー連携している場合)、カメラの状態、ミーティング中ならその相手までが一目で確認できるように表示されます。

テレビ会議を始める

テレビ会議を始める

テレビ会議をしたい場合は、ホームのカメラアイコンをクリックします。会議したい相手の座席へ飛んで始めることも可能です。

どんな動作もシンプルにワンクリックで済むように設計されいますよ。

テレビ会議画面の操作パネルは画面下に設定されています。どんな動作もシンプルにワンクリックで済むように設計されいますよ。

チャットする

チャットする

チャットもテレビ会議同様、自席からも相手席からも始めることができます。

ダイレクトメッセージを送る

ダイレクトメッセージを送る

ダイレクトメッセージは座席右上の「メッセージ」アイコンから。こちらはオフィス内には公開されない私信です。

つぶやく

つぶやく

自席からオフィス内へつぶやき投稿することも可能。画面右側のタイムラインには、つぶやきとそれぞれのステータスメッセージが流れています。

Remottyの企業事例

株式会社クラウドボックス様

株式会社クラウドボックス様

コロナ禍をきっかけに本格的にリモートワークを導入。完全リモートワークになってから、オフィスで行っていた「雑談」をする場所が必要と思い、Remottyを活用していくことにしました。

朝会やリモート食事会を積極的に行い、Remottyでの雑談を促進。業務連絡はチャットワークを使用し、Remottyは自由な発言や議論の場にすることが良い棲み分けとなっているそうです。

井上総合印刷株式会社様

井上総合印刷株式会社様

1953年に開業した老舗の印刷会社です。よりスタッフが働きやすい環境をつくるため、紙からの脱却、業務の細分化を進めていくなかで、Remottyを導入するに至りました。

Remotty導入後は、デスクにいないスタッフとも業務連絡がスムーズに取れるようになり、いつでも休める、15時定時という環境が実現。働きやすさをアピールすることにより、人材不足も解消することができたそうです。

井上総合印刷株式会社様の事例

株式会社スマートウェブ様

株式会社スマートウェブ様

リモートワークには以前から興味を持っていましたが、社員間の繋がりを保ちながらリモートワークができるツールをなかなか見つけられずにいました。そんな中、2020年の新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令されたことを受け、本格的に環境作りを開始しRemottyと出逢います。

就業中は必ずログインすること、顔写真を共有すること、プロフィール画像を自身の写真にしてもらうことをルールとすることで、タイムラインや離着席状況に必ず「顔が出る(誰だかひと目でわかる)」ように工夫しました。Remottyでコミュニケーションを積極的に取ることで、オフィスと同じような繋がりを感じることができるようになったそうです。

Remottyについてはこちら

Remottyの料金プラン

Remottyでは、ご相談から導入まで専門のコンサルタントがサポートし、会社に合ったプランをご紹介します。どうぞお気軽にご相談ください。

Remottyについてはこちら

トライアルはどんどん試してみるべし!

急速に開拓されつつある仮想オフィスツール。国内外からたくさんのツールが誕生し続けています。世の中にいろんな形の組織とニーズがあるように、仮想オフィスツールも実にそれぞれ個性的。無料のトライアルを備えているものが多いので、ぜひ気になるものはどんどん試してみましょう。

リモートワークラボでも、実際に触ってみた比較記事をご用意しています。ぜひご参考に。

この記事を書いた人

土佐光見

リモートワーク研究所研究員・ライター。 webショップの企画運営、web制作、ディスクリプションライティングを経験し、フリーランスに。リモートで働く二児の母。趣味は読書、観劇、俳句。