リモートワーク時のコミュニケーション、どうしてますか?
チーム内でリモートワークする人間がひとりでもいれば、チーム内における情報共有が非常に大切になってきます。どこでもすぐアクセスできて、常に誰もが最新の情報を手にすることができるために、チームに合った社内でコミュニケーションツールを選ぶ必要があります。
今回は、その選び方とおすすめのツールをご紹介しましょう。
社内コミュニケーションツールに必要なこと3つ
1.チームに必要な機能が備わっているか
似ているように見えるツールですが、その機能にも差があります。チャット・タスク管理・ビデオ通話・ファイル共有機能などは大体どのツールもサポートしていますが、カレンダー機能や画面共有機能、他サービスとの連携機能などはツールによってはサポートされていない場合や有料オプションの場合もあります。
どんな機能が必要なのか、どのくらいの予算で使いたいのか、事前にしっかり考えておくことが必要ですね。
2.使いやすいデザインであるか
ツールはいかに直感的に操作できるかが大切です。社内の人間がどれくらいITツールに慣れているかにもよりますが、入社したての人間でもあまり違和感なく使えるのが理想。人数が多く、使用権限やチームごとの機能制限が必要になりそうな場合は、拡張機能やカスタマイズをしやすいツールを選択するのも良いでしょう。
3. マルチデバイスであるか
リモートワークが前提であるなら、PCやブラウザだけでなく、モバイル版やタブレット版のアプリまでサポートされていると、あらゆる状況に柔軟に対応できます。
おすすめ!社内コミュニケーションツール6選
1. Slack
チームや話題ごとにいくつもチャンネルを設定することができ、スレッドごとに話題を管理できるところが魅力。主にプログラマ界隈で人気を集めています。
PCやスマートフォン、タブレットなど、環境を選ばず様々な場面で利用でき、会話や添付ファイルなど過去ログの検索が簡単。あらゆる外部サービスと連携することができ、便利なプラグイン機能も満載です。チームにフィットした形にどんどんカスタマイズできるので、小さなチームから大きな組織まで幅広いユーザーが存在します。
2.Chatwork
こちらも導入企業189,000社以上と、かなり普及率の高いビジネスコミュニケーションツール。テキストコミュニケーションが主な機能となっていますが、ファイル共有機能、タスク管理機能、音声通話やビデオチャットも搭載されており、また共有したファイルは全てクラウドで管理されるので、メンバーはいつでも引き出すことが可能。クラウドストレージとしても機能してくれます。
ブラウザだけではなく、デスクトップ、スマートフォンやタブレットなど、マルチデバイスで使用が可能。他サービスとの連携も徐々に充実してきています。
3.LINE WORKS
LINEのビジュアルがベースになっているビジネスチャットツール。慣れ親しんだトーク画面やスタンプ機能はもちろん、業務上必要なカレンダーやファイル共有、セキュリティ管理まで、様々な機能が搭載されています。デバイスはPC・スマートフォン・ブラウザの3種類。更に、法人向けのツールとしてセキュリティ監視も24時間365日で行われており、万が一スマホを紛失した際でも、遠隔でデータの削除やデバイスの初期化が可能だそう。
IT初心者が多いチームや、コミュニケーションツールの導入は初めてというチームにはおすすめです。
4.Twist
グループチャットともメールとも違う体系的なコミュニケーションを目指して作られています。チームメイトが「同じタイムゾーンに存在しない」ことが前提なので、オンライン・オフラインを知らせるアイコンがなく、話題を後からまとめて追えるように、会話がトピックごとに、検索可能なスレッドとして表示されます。
製作はタスク管理ツール「Todoist」を作ったDoist社。時差のあるグローバルなコミュニティが使うことを視野に入れ、「リアルタイム」の概念を取り払い、オンタイムで議論に参加していなくても「ズレ」が起こりにくいように配慮されています。
5.Yammer
マイクロソフトが開発した企業向け社内SNS。Office365をベースに、チャットやメッセージ投稿・ブロードキャスト・資料共有などが可能です。画面構成がFacebookやTwitterに通ずるデザインに寄せられており、誰もが戸惑うことなく使用することができます。
また、導入スペシャリストによる支援や、管理者向け・開発者向けのサポートやリソースの公開など、サポートも充実しています。
6.Chat Luck
個人・グループチャット機能・ファイル共有機能・写真・動画の共有・音声・ビデオ通話・画面共有と、一通り欲しい機能を揃えつつ、月額の利用料が1ユーザー300円からと破格なのが魅力。PC・タブレット・スマートフォンのマルチデバイスで、誰でも簡単に使えるUIも魅力です。
ゲストユーザ機能も搭載で、取引先や外部スタッフともすぐに連携することができます。お試しで使ってみたい、というチームにおすすめです。
リモートワークにおいて、コミュニケーションは非常に大切です。物理的に集まっていなくとも、業務が滞りなく遂行できて、チームワークが円滑であれば、働ける人の幅もどんどん広がり、チームも大きく成長することができます。そのためにも、ぜひチームに合った良いツールを選んでくださいね。
リモートワークラボ一押しのツール、まだまだありますよ。ぜひご参考に。