仮想オフィス／バーチャルオフィスとは？
チャットやweb会議、データボックスなど、リモートワークに必要なツールはたくさんありますが、それらをひとつにまとめたものが「仮想オフィス」。バーチャルオフィスやクラウドオフィスなどとも呼ばれ、報告・連絡・相談・情報共有やweb会議、資料アーカイブなど全てを引き受けてくれる、言わば「web上に構築されたオフィス」となってくれるため、その便利さから着実に導入する企業が増えてきています。
リモートワークがトレンドの昨今は、国内外で次々と開発され、より便利に使いやすく、安価で提供されるものも多数存在するんですよ。
Oasisとは？
メンバーの存在や状況を視覚的に感じながら、近い距離感で一緒に仕事ができるバーチャルオフィス。テーブルにつくと、まるでオフィスにいるかのようにメンバーの会話が聞こえ、自分も会話に参加することができます。
つぶやき投稿やステータス表示、用途ごとにルームを区切ることも可能。ビジュアルも非常にわかりやすく整理された「オフィス」で、感覚的にコミュニケーションを取ることができます。
Oasisの特徴
広いバーチャルオフィス内で、仲間を見渡せる
Oasisのインターフェースは、オフィスを俯瞰するデザイン。ステータスが色で表示されるようになっているアイコンを、好きなところに配置することができます。誰がどこにいて、何をしているのかがすぐにわかるようにデザインされています。
用途のわかりやすい部屋構成
仕切られた個人スペースから、2人がけのソファが並ぶ休憩スペース、6人がけの会議テーブル、大人数が収容できるセミナールームなど、スペースの用途が一目でわかります。テーブルに着けば、すぐに会話がスタート。まるで実際にオフィスにいるかのようにメンバーの声を聞いたり顔を見たりすることができます。
つぶやきや絵文字で気軽にコミュニケーション
Oasisには、メンバー全員がつぶやきを投稿できるタイムラインが備えられています。
今取り組んでるタスクや今の気分といった「いまなにしてる？」をひとことで気軽に共有。つぶやき投稿を見たユーザーは「いいね！」「お疲れ様」「ありがとう」など絵文字でリアクションをすることが可能です。気持ちや感情を気軽に伝えあうことでコミュニケーションが活性化しそうですね。
Oasisに登録してみよう
「無料トライアルはこちら」をクリック。
必要事項を記入して、トライアルに申し込みます。簡単な審査を経て、ログインページのURLが記載された管理者登録のメールが送られてきます。そこからログインできるようになります。
Oasisを使ってみよう
プロフィールを編集する
ログイン画面で、名前やアイコンなど簡単なプロフィールを編集することができます。
フロアを選択する
Floor1はオフィススペースです。数人がけのテーブルがいくつも配置されています。
Floor2はセミナースペースです。大人数でセミナーやトークができる大部屋と、細かいテーブルがいくつか配置されています。
ステータスを変更する
画面下部から現在のステータスを選択することができます。
ステータスはアイコンの周囲の色で判別することができます。
テーブルで会話をする
好きなテーブルをクリックすることで移動することができます。テーブルの中央をクリックすることで、web会議を始めることができます。
画面左のメニューから、カメラやマイクのON／OFFが選択できます。
テレビ会議をしながらテキストチャットも並行して行うことができます。左上のアイコンから、画面の大きさを調整することも可能。
「フロア」を選択すれば、会話は続けつつフロア内を見渡すことができます。
画面右のメニューから、会議にロックをかけたり終了したりすることができます。
youtube動画を共有することができます。
特定の人と会話する
特定の人と会話したい時は、その人のアイコンをクリックします。
「メッセージを送る」でダイレクトチャットが始まります。
つぶやきを投稿する
画面左のタイムラインには、入退室を知らせるステータスメッセージとつぶやきを投稿することができます。
Oasisを使ってみた感想
- 最初に「どこからログインしてますか？」って場所が選べるの面白い
- なんかちまちましてて全体的に見づらい。
- ちょっと重たい。他のテーブルに移る時にぐるぐるしちゃう。
- タイムラインが常に表示されているのは良い。ステータスメッセージとつぶやきに別れているのもわかりやすい
- テレビ会議とチャットが同じ画面内で常に表示されているのは良い。
フロアのイラストにメンバーが好きな場所にアイコンを置く、という仕様ですが、同じようなデザインの他ツールに比べてちょっと全体がちまちましていて見づらい印象でした。アイコンも小さいので、ステータスを色で示すというアイディアもなんとなく生かされていない…。左バーにタイムラインがあり、そこにつぶやきを自由に投稿できるのは、雑談のためにも非常に有効だと感じました。また、テーブルでテレビ会議をする時に、テキストチャットも常時表示されているのも何かと便利です。ツール自体が重たく、画面遷移しようとするたびに動きが鈍くなってしまうのが気になりました。
Oasisの料金プラン
| Lite | Standard | Enterprise | |
| 初期費用 | 33,000円〜 | 33,000円〜 | 各種カスタマイズに対応。 詳細は要問い合わせ |
| 月額利用費 | 8,500円〜 | 38,000円〜 | |
| 仮想オフィス機能 | ◯ | ◯ | |
| ステータス管理機能 | ◯ | ◯ | |
| タイムライン機能 | ◯ | ◯ | |
| ボイスチャット | ◯ | ◯ | |
| 画面共有 | ◯ | ◯ | |
| Youtube共有 | ◯ | ◯ | |
| ダイレクトメッセージ | ◯ | ◯ | |
| 利用ログ見える化機能 | ◯ | ◯ | |
| カメラ通信機能 | × | ◯ |
※月額利用料は一人当たりではなく、仮想空間全体の利用料です。
トライアルはどんどん試してみるべし！
急速に開拓されつつある仮想オフィスツール。国内外からたくさんのツールが誕生し続けています。世の中にいろんな形の組織とニーズがあるように、仮想オフィスツールも実にそれぞれ個性的。無料のトライアルを備えているものが多いので、ぜひ気になるものはどんどん試してみましょう。
リモートワークラボでも、実際に触ってみた比較記事をご用意しています。ぜひご参考に。