F-Chair+とは?
リモートワークではカードリーダーを使って入退室の時間を確認したり、ちょっと作業している様子をのぞいてみるといったことが困難です。そのため、管理者は「いつ作業しているかわからない」「本当に作業しているか心配」といった懸念を持ちやすくなります。また、作業者にとっても「頑張りが伝わらない」といった問題も出てきますね。そんな問題を解消する「業務見える化ツール」がF-Chair+です。
F-Chair+の特徴
1. メンバーの作業時間を可視化
web上で在席・離席を記録しますので、細切れの作業時間の管理や時間外労働の管理も一目で確認することができます。また、着席時には作業者の画面キャプチャを自動撮影する機能が付属。撮影画像も、高解像度、低解像度、超低解像度から選ぶことが可能です。グループメンバーの状況を一目で把握することができますので、作業の様子がよくわかり、また作業者にとっても適度な緊張感が生まれたり、頑張りを伝えられるといったメリットがあります。
2.ワンクリックで出退勤が記録できる
着席、退席をワンクリックで記録できるという手軽さが最大のメリット。デスクトップアプリをダウンロードすれば、常に手元にボタンが表示されているのでとても便利です。
3.時間外労働の把握も一目で
日別、月別の作業時間集計や所定労働時間を超えた労働時間、深夜早朝の労働時間は自動的に強調表示。管理者にとって気になる部分が直感的に把握できるところも魅力です。
F-Chair+料金表
ユーザー数 | 月額費用 |
1〜10名 | 10,000円 |
11〜20名 | 20,000円 |
21〜30名 | 30,000円 |
31〜50名 | 45,000円 |
51〜100名 | 80,000円 |
使ってみよう!F-Chair+(従業員編)
1.4つの画面構成
労働時間の集計は、グループ月次・グループ日次・個人月次・個人日次の4つの視点から確認することができます。
グループ日次集計
ログインして最初に表示されているのは、グループの日次集計です。
グループ月次集計
「月次集計」をクリックするとグループの全体表示になります。
個人日次集計
個人名をクリック。「日次」をクリックでその日の勤務状況が確認できます。青いラインが画面キャプチャポイントです。
個人月次集計
「月次」をクリックすると、月間の集計が表示できます。
2. 出退勤を記録する
アプリの場合
アプリを設定しておくと、いつでも手元に出退勤ボタンと総勤務時間が一目で把握できるアプリバーが表示できます。着席中は赤、離席中は青と、視覚的にもわかりやすく表現されています。
web画面の場合
web画面では、右上に出退勤ボタンが表示されます。こちらも離席・着席で明確に色分けされています。
3.タスク機能を使う
アプリからなら、着席時間内の業務を、より細かいタスク単位で切り分けて記録することが できます。業務開始・終了時間だけでなく、業務の種類、達成件数、メモなどの細かい記録も可能です。
アプリの場合
着席中にアプリバーをクリックすると、タスクが立ち上がります。タスクを選択し、切り替えボタンをクリックすると、タスク時間の記録が始まります。タスクの件数やメモの記録も可能です。
web画面の場合
web画面では、タイムラインからタスクの内容を確認することができます。また、タスク別集計画面から、グループユーザーのタスクごとの作業時間の集計を確認することも可能です。
使ってみよう!F-Chair+(管理者編)
1.グループを登録する
管理者はグループを作成したり、そこにメンバーを追加・削除することが可能です。また、在席中の画面キャプチャの閲覧もあらゆるユーザーに対して自由に行えます。対して一般ユーザーは、メンバー同士で在席データを確認することと、本人の画面キャプチャを閲覧すること以外の権限はありません。
ログインして「管理者画面」の「グループ一覧」をクリックします
「新しいグループを追加する」をクリックし、グループ名を登録します。
「メンバー」をクリック。
「新しいメンバーを追加する」をクリックし、追加したいメンバーを選びます。この時グループ権限も同時に選択し、完了です。
2.タスクを登録・紐付けする
管理者は、ユーザーが使用するタスクをあらかじめ登録・編集することができます。
タスクを登録する
ログインして「管理者画面」の「タスク一覧」をクリックします。
「新しいタスクを追加する」をクリックし、タスク名を登録します。
タスクを紐付けする
ログインして「管理者画面」から「グループ一覧」をクリックします。
「タスク」をクリックします。
「新しいタスクを追加する」をクリックし、追加したいタスクを選びます。
ひとつひとつ手動で登録もできますが、CSVを使って多くの項目を一度に登録することも可能です。
3.承認機能を使う
ユーザーが記録した在席データをマネージャーが承認するというフロー機能です。グループマネージャーが、ユーザーの在席時間を承認すると、承認された在席データは編集できなくなります。
管理者画面
ユーザー名後方のチェックボックスで承認することができます。
ユーザー画面
承認されると、ユーザー名後方のえんぴつマーク(編集アイコン)が消え、ユーザーは編集ができなくなります。
4.データの修正と追加
着席時間を追加・修正できるのは、システム管理者とユーザー本人のみとなります。
ユーザーの在席時間を修正する
ログインし、ユーザー名後方のえんぴつマーク(編集ボタン)をクリックします。
ユーザーの着席時間を追加する
着席時間を修正する場合は「編集」をクリックし、画面遷移後編集します。
着席時間を追加する場合は「在席データを追加」をクリックし、画面遷移後「在席データを追加」をクリックします
F-Chair+は月額利用料のかかるサービスですが、1ヶ月間の無料トライアル(10名まで)もあります。webサイトからツールをダウンロードすればすぐに無料トライアル開始。気になる方はぜひお試しください。
F-Chair+についてはこちら
『F-Chair+』の無料利用の人数制限解除
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年5月末まで無料トライアルの人数制限を解除しているそうです(通常は10人まで)。在宅勤務が広がる中、実践利用のチャンスです。ぜひ。
『F-Chair+』の無料利用の人数制限解除について
その他、リモートワークに有効なツールをご紹介しています。ぜひ次の記事で。
この記事を書いた人
土佐光見
リモートワーク研究所研究員・ライター。
webショップの企画運営、web制作、ディスクリプションライティングを経験し、フリーランスに。リモートで働く二児の母。趣味は読書、観劇、俳句。